分類 | 葉物 |
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くせがなく淡白な白菜ですが、冬の寒さが厳しくなると、ぐんと旨みが増してきます。
白菜の旬は晩秋から冬。英語では「チャイニーズキャベツ」の名のとおり中国が原産といわれています。
煮物や漬物、生でサラダに、色々役だってくれる白菜。
肉や魚介類との相性も良く、どんな味付にも合います。
日本での歴史は意外と浅く、中国から明治時代に入ってきて、だんだんと広がっていきました。
栄養素としてはビタミンCや葉酸などが豊富です。
精進料理では、「養生三宝」という言葉があり、そのひとつにあたるのが白菜。
残りの2つ、大根・豆腐 とあわせれば、疲れた時やダイエット中にも、
体にやさしい献立になりそうです。
丸々1個は、新聞紙に包んで立てて冷暗所で保存。
カットしたものはラップで包み、冷蔵庫の野菜室へ。
また数時間天日干しにすると、甘みが増します。
たて半分に切るときは、根元の白い部分から半分ほどまで包丁を入れ、
あとは手で引き離すと、葉を落とさずきれいに半分に分けることができます。
また厚みのある芯の部分は、そぎ切りにするのがおすすめです。火の通りが均一になります。
・生のままサラダに
白菜を水につけ、パリッとさせてから、白い軸のところは、せん切りに。
葉は適当にちぎり、お好みのドレッシングでどうぞ。
・浅漬け風に
軽く塩をふり、手でよくもんでから水気をしぼりましょう。
この他にも弱火でコトコト煮てスープや、味噌汁、炒め物にもおすすめです。