大和三尺きゅうり

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大和三尺きゅうり

分類 果菜
生産地 奈良県
愛づらし度 50点/100点

特徴

三尺(約90cm)はありませんが、35cm前後になる長い品種です。
1890年に大柳生村(現在の奈良市)で支那三尺系統の「台湾三尺毛馬」、「白川三尺」と「北京」との交配によって生まれたといわれています。当時は、奈良県北部から中部にかけてよく作られていましたが、長いので曲がりやすく、見た目やサイズを重視する市場からだんだん姿を消していきました。
果肉は緻密、歯切れが良く、食味に優れています。

保存方法

水気をふき取り、ポリ袋に入れ野菜室に立てて保存。低温障害を受けるので冷やしすぎは禁物。

食べ方のヒント

食べ方は、漬物の他、煮物にするのがおすすめです。
「まるごと1本を煮立てた調味液(濃いだし汁1/2:醤油3:みりん1、しょうがの千切り、炒りごま、赤唐辛子)に入れて火を止め、冷めたら冷蔵庫に入れ、食べる前に切ります。歯ごたえが良いので近所でも人気です」と生産者の芳田忠男(萩本・亀田有機農法研究会)さん。
ぜひお試しください。

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