分類 | 葉物 |
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生産地 | 北海道 |
愛づらし度 | 80点/100点 |
札幌大球は、明治初期から北海道でつくられてきたキャベツで、大きさは10キロ前後にもなります。
北海道ではニシン漬けが冬場の貴重な保存食だったのですが、札幌大球の大きな葉は、このニシン漬けに最適だったことと食味が良かったことから、北海道で栽培されるキャベツの生産量の約半分を占めるほどの重要な野菜でした。
現在は、札幌大球の大きすぎるそのサイズと、ニシン漬けの生産量の減少に加え、加工には芯が太くて使いづらいなどの理由から、札幌大球の作付け面積は大きく減っています。しかし、ニシン漬けや一部の根強い支持を受け、作り続けられています。
丸ごとの場合は、芯をくりぬき、そこに濡らしたペーパータオルなどをつめて袋に入れ、カットしたものは、切り口をしっかりラップで包み冷蔵庫で保存します。
普通のキャベツと同様にお使いいただけます。