鹿ケ谷かぼちゃ

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鹿ケ谷かぼちゃ

分類 果菜
生産地 奈良県
愛づらし度 50点/100点

特徴

鹿ケ谷かぼちゃは、江戸時代に山城国粟田村(現在の京都市東山区粟田口)の農民が津軽(青森)から持ち帰った菊座型の日本かぼちゃの種子を、京都の鹿ケ谷の農民に分けたのが始まり。おもしろいことに、栽培するうちに真ん中がくびれてユニークなひょうたん型になりました。
 明治の中頃までは、当時としては大きくて収量もあったことから盛んに栽培されていましたが、収穫期が遅く、病気に弱いことや収量が少ないことから昭和に入って他の品種に代わってしまいました。
 鹿ケ谷かぼちゃは、はじめは緑色ですが、熟すときれいな赤茶色に変わっていきます。うまく保存すれば1ヶ月近くは日持ちしますので、どうぞゆっくりご鑑賞ください。
 肉質は市密で粘質。日本かぼちゃなので水分がありしっとりしています。

保存方法

カットしたかぼちゃは日持ちしないため、種とワタをスプーンなどできれいにかき出したら、切り口が空気に触れないよう、ぴっちりとラップをしてから冷蔵庫で保存し、早めに食べ切りましょう。
丸ごと1個のかぼちゃは、比較的長持ちしますので、そのまま涼しいところにおいておくだけで大丈夫です。

下ごしらえ方法

皮は硬いので、むいてお使いください。
種はひょうたんの下半分の部分に入っていますので、取り除いてください。

食べ方のヒント

・天ぷらかフリッターがオススメ!(皮はむいてください)。
揚げ立てに塩を振ってさっぱりと。甘味を感じます。
・そぼろあんかけ。比較的、淡白な味なので、しっかり味付けをした煮物がおすすめです。

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