分類 | 葉物 |
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生産地 | 長野県野沢温泉村 |
愛づらし度 | 30点/100点 |
有名な長野県野沢温泉村の「野沢菜漬け」にする漬け菜です。
今から250年ほどさかのぼった江戸時代中期に野沢温泉村の健命寺の住職が、京都へ遊学した折りに食べた天王寺カブを大変気に入り、種を持ち帰ったのが始まりといわれます。
野沢温泉村は、標高600メートル、冬場の平均気温は零度以下になります。そのような気候風土によって京都育ちの天王寺カブは根部が小さく葉は大きくなったのだと考えられています。
寺では今でも種採りが続けられ、採れた種は「寺種」と呼ばれています。
水で湿らせた新聞紙に包んでから袋に入れて、立てて野菜室で保存。黄変しやすいため、茹でてから冷凍保存もおすすめです。
おすすめはなんといってもお浸し。少し長めにゆでるのがおいしく食べるコツです。