分類 | 葉物 |
---|---|
生産地 | 福岡県、群馬県 他 |
愛づらし度 | 50点/100点 |
春菊は、葉の大きさや切れ込みの程度によって、大葉、中葉、小葉の3つの種類に分けられます。全国的に栽培が盛んなのは中葉で、関西以北で見かける春菊の主流です。
おたふく春菊は、大葉の種類。別名「お多福」といわれるだけあり、中葉よりも葉が大きくて肉厚、切れ込みが浅くて丸葉に近い形が特長です。
主に西日本や九州で栽培されています。
栽培が盛んな北九州市では、「鍋物には断然お多福」といわれる程、おたふく春菊は鍋の時期には欠かせない存在です。中葉も出回っていますが、鍋物には大葉、和え物には中葉と、料理によって使い分けているそうです。
濡らしたキッチンペーパーで茎を包み、新聞紙に包んでビニールに入れ、立てて野菜室に。
下ゆでして小分けし、密閉容器に入れ、冷蔵庫へ(2・3日で食べきりましょう)。
冷凍保存する場合は、下ゆでして小分けし、ラップに包んでから密閉容器に入れ、冷凍庫へ。
流水で洗って、葉を手で摘んでつかいます。茎もやわらかい部分は刻んでつかいます。
まずは、鍋物に入れて召し上がってください。熱いだしにくぐらせてさっと火を通したおたふく春菊の味は格別です。
その他、葉を摘み取り、生のまま、ふぐ刺しなどの刺身や焼肉を巻いて食べてもおいしいです。