親田大根(辛味大根)

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親田大根(辛味大根)

分類 根菜

特徴

親田大根(辛味大根)は長野県下伊那群下條村に伝わる辛い大根です。皮は紅色と白色の2色あり、かぶに似た球形をしています。口に入れた瞬間はピリリと辛いのですが、後味は大根特有の甘味があり食味の良い品種です。
 江戸期、正徳年間(1711~16)には栽培の記録が残っており、1866年(慶応2)には尾張徳川家へ献上したこともあるそうです。  

保存方法

新聞紙などで包んで冷蔵庫の野菜室で保存してください。

下ごしらえ方法

食べ方のヒント

肉質は緻密で保存性に富み、すりおろすと水分は少なく、辛味が強いです。地元では「あまからぴん」といわれているように、甘味の中に辛味が包まれるような食感と言われ、地元の組合を通じて全国の蕎麦屋に出荷される蕎麦薬味専用の大根です。
食べ方は、大根おろし専門。皮ごとおろしてお使いください。蕎麦やうどん、天ぷらや焼き魚に添えたり、焼肉のたれ、鍋物のつけだれにもご利用ください。

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