手作り味噌の材料と作り方をご紹介します。初めての方でも失敗なくおいしい味噌が作れるコツがいっぱいです。
- 鍋(10L程度のもの。短時間で仕上げたいなら圧力鍋が便利)
- ビニール袋とすりこぎ(大豆をつぶすため。なければボウルとマッシャー、ブレンダーなどでも代用可)
- 盤台(ボウル、バットなど)
- 布ぶた(45㎝程度の木綿布。ラップでも代用可能)
- 重石(仕込み量の約1割の重さが目安)
- ビニールの風呂敷(仕込み終わったかめにゴミなどが入らないようにカバーします)
- かめ
- 落としぶた
単品商品を組み合わせる場合の目安は「大豆(乾燥)1:麹1:塩0.45~0.5」の割合で材料をご用意ください。
下記分量でのできあがり量は3.75kg前後です。配合によって味噌の味が変わります
大豆(乾燥) | 麹 | 塩 | |
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標準みそ | 約1kg | 1kg | 約450g |
辛口みそ | 約1.2kg | 1kg | 約560g |
辛口麦みそ | 約0.95kg | 1kg | 約440g |
配合はあくまで目安です。色々な配合、熟成日数を試してわが家の味噌に挑戦してください。
味噌の作り方
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![]() ワンポイント 大豆は水で戻すと約2~2.5倍にふくれます。浸す際は、大きめの器を使用するのがベスト。 |
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直射日光を避け、風通しのよい冷暗所に保管。
保存場所の選び方 味噌は、夏場の気温28℃~32℃位が一番熟成が進みます。25℃以下では熟成がうまく進まず、逆に35℃位まで上がると酸敗する可能性が出てきます。このポイントを参考に、熟成によい場所を探してみてください。 5月前半頃になったら… 発酵が始まると、表面に水分が浮いてきます。これは「たまり」といい、味噌のうまみエキスですので捨てずに、味噌に混ぜます。秋口には自然に味噌全体になじんでいきます。醤油代わりに使えますが、取りすぎるとうまみが減るので、ほどほどに。 |
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![]() ワンポイント 夏場は1週間に1回は味噌の様子を確認。カビなどが発生したらすぐに取り除きましょう。よく発生するのが、白いカビ状の「産膜酵母」という菌。食べても害はありませんが、そのままにしておくと味噌の風味が落ちる原因になります。 |
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