野菜たっぷり らでぃっしゅレシピ

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特集 だし

幸せを支える「旨味の力」

冬、家族で囲んだ温かい鍋からふわっと漂う温かい「だし」の香り。ホッと、幸せな気持ちになるものです。味噌汁や煮物など、毎日の料理をグッとおいしくしてくれるのも、旨味あふれる「だし」の力。和食のおいしさを支えてくれる「だし」は私たち日本人にとって、とても馴染み深い存在です。少し手間をかけて、ぜいたくに素材から「だし」を取ってみませんか。

野菜料理店「七草」店主 前沢さんに教わる「だしの取り方」

料理はいつも、その日のぶんのだしを取ることから始めます。
献立を思い描きながら、ていねいに旨味と香りを引き出す時間は、
ホッと心が落ち着くひと時でもあります。
だしが取れたら、まずはそのまま召し上がってみてください。
だし本来の味わいを知れば、合わせる食材や料理のイメージがどんどん、ふくらんでいきます。

前沢流:おだしの基本
布と椎茸は水にひと晩つけてから、コトコト、とろ火で15分。
旨味をじっくり引き出します。
かつお節は熱い湯にサッと放ってお湯の中に長居は無用。
前沢リカphoto
前沢リカ
東京・下北沢にある料理店「七草」店主。
旬の素材や季節に合わせた、さまざまな「だし」のきいた和食を提供している。
『「七草」からご案内いいことづくしのお酢レシピ』が成美堂出版より好評発売中。
「七草」ホームページ:http://nana-kusa.net/

まずはシンプルに野菜と好相性

昆布だし

すっきり、クリアな味わいが特長で、どんな野菜とも相性抜群。かつお節や椎茸と合わせることでさらに旨味が広がります。

材 料/約1000ml分

昆布・・・・・・・・・30g
水・・・・・・・・1200ml

取り方

鍋に材料を入れ、ひと晩置く。
ごみなどが気になる場合は洗わずに、
かたく絞ったふきんなどでサッと拭いてください。
1を中火にかける。 鍋肌に小さな気泡がついてきたら弱火にし、この状態を保ちながら15分火にかける。
沸騰させてしまうと海草の臭みが出てしまうので
注意してください。
味をみて、昆布の旨味がしっかり出ていたら、昆布を取り出し、火を止める。
昆布のかけらがあったら、 キッチンペーパーなどで こしてください。

干し椎茸のコクが美味!力強い味わいと香り

昆布と干し椎茸のだし

昆布に干し椎茸の旨味を重ねることで、味と香りに力強さが加わります。椎茸を具として使った鍋物や煮物、茶碗蒸しなどがオススメです。

材 料/約1000ml分

昆布・・・・・・・・・15g
干し椎茸・・2~3枚(10g)
水・・・・・・・・1200ml

取り方

鍋に材料を入れ、ひと晩置く。


干し椎茸は洗わずに、乾いたふきんで表面をサッと拭いてください。
1を中火にかける。鍋肌に小さな気泡がついてきたら弱火にし、この状態を保ちながら15分火にかける。
沸騰させてしまうと海草の臭みが出てしまうので注意してください。
味をみて、素材の旨味がしっかり出ていたら、昆布と干し椎茸を取り出し、火を止める。
昆布や干し椎茸のかけらがあったら、
キッチンペーパー などでこしてください。

かつおをきかせた香りがごちそう

昆布とかつお節の一番だし

お吸い物など、シンプルな料理で香りを味わっていただきたい一番だし。かつお節を入れるタイミングが香りを引き出すポイントです。

材 料/約1000ml分

昆布・・・・・・・・・15g
かつお節・・・・・・・15g
水・・・・・・・・1200ml

取り方

鍋に材料を入れ、ひと晩置く。
1を中火にかける。鍋肌に小さな気泡がついてきたら弱火にし、この状態を保ちながら15分火にかける。
味をみて、昆布の旨味がしっかり出ていたら昆布を取り出し、中火にする。
昆布だしがグラッとした瞬間にかつお節を一気に入れ、3秒ほどですぐに火を止める。
かつお節を入れてから長時間加熱すると、
かつおの酸味や生臭さが出てしまうので注意してください。
3分ほどそのまま置いてから、キッチンペーパーなどでこす。
栄養たっぷり!かつお節ふりかけ

追いがつおで旨味を凝縮!

昆布とかつお節の二番だし

お吸い物など、シンプルな料理で香りを味わっていただきたい一番だし。かつお節を入れるタイミングが香りを引き出すポイントです。

材 料/約500ml分

一番だしで使用した昆布とかつお節
かつお節・・・・・・・5g
水・・・・・・・・600ml

取り方

鍋に材料を全て入れ、中火にかける。煮立ったら弱火にし、10分ほどコトコト煮出す。
味をみて、素材の旨味がしっかり出ていたら先に昆布を取り出し、かつお節をキッチンペーパーなどでこす。

管理栄養士 新出真理先生に聞きました「だし」でおいしく健康に!

「だし」の旨味成分は、大きく3つに分類できます。

(1)アミノ酸系

(2)核酸系

(3)有機酸系

これらは単品でも旨味を感じますが、(1)~(3)の素材を組み合わせることで、旨味は6~7倍にもなります。
例えば「昆布+かつお節」や「昆布+干し椎茸」のだしは、(1)~(2)の組み合わせですね。
これを、旨味の相乗作用といいます。

天然素材の旨味はお子さまの正しい味覚を育てます

天然の素材から取っただしは、素材の持つ甘味など、デリケートな自然の味を感じ取れる正しい味覚を育てます。神経がどんどん発達するこどもの頃から、毎日の食事で、天然のよい素材から取っただしの旨味に馴染ませてあげたいですね。

さらに、だしを使った料理は旨味と香りで満足感を得やすく、うす味でじゅうぶん「おいしい」と感じられます。ムリなく減塩できるから、血圧や動脈硬化が気になる人にもピッタリです。

管理栄養士 新出真理(しんで・まり)

ヘルスサポート研究会カナン代表、管理栄養士。
東京医科大、金城学院大、宮城学院女子大、東京基督教大非常勤講師。女子栄養大にて食育講座開催中。

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