大豆から油揚げになるまでの道のりでは、様々な大豆製品ができています。
栄養たっぷりの大豆はたくさん摂りたいものですが、乾燥させたままでは消化がしづらい。
そこで先人たちが知恵を絞って、日本独自の大豆文化を今に伝えています。手作りの油揚げで、そのエッセンスを感じてみましょう。
油揚げの作り方
ボウルに大豆を煎れ、1.2Lの水にひと晩浸します。芯がなく、指で押すとつぶれるくらいにふっくらと膨らみます。 |
充分柔らかくなった大豆を1/3ずつに分けて、ミキサーにかけます。豆の強い香りがする、どろりとした「生呉(なまご)」と呼ばれる液体になります。 |
深い鍋に1.6Lのお湯を沸かし、生呉(なまご)を入れます。鍋底が焦げつかないようヘラで混ぜながら加熱し、沸騰させます。 |
泡がもこもこと吹き上がります。一旦沸騰させたら火を止め、泡が収まったら再び火をつけて混ぜながら10分ほど煮込みます。火が通るとこっくりとした大豆の甘い香りが漂い、泡も小さく繊細になってきます。 |
ボウルにザルを重ね、こち袋に鍋の中身を入れます。箸やヘラを使い、熱いうちに絞ります。やけどに注意。
ここで出来たのは… ■豆乳 ■おから |
豆乳を70~75℃に温める。にがりをぬるま湯(50cc)に加えて溶かし、ヘラなどにたらしながら手早く加え、全体を数回かき混ぜます。 |
10~15分そっとしておくと、全体が固まってふわっとした豆腐を透き通った液体に分離します。 |
モロモロの状態になったら型にさらし布をしき、すくって型に入れます。蓋をして軽く重しをし、15分ほど水を切ります。 |
水にさらし、余分なにがりを抜きます。
ここで出来たのは… ■豆腐 |
出来上がった豆腐を1cm程度の薄切りにし、重しをして1~2時間ほどしっかり水切りをします。 |
よく水が切れ、全体が薄くなったら130℃程度の低温の油で揚げ、さらに180℃の高温の油で2度揚げする。 |
じゅわっと揚がった、出来たての油揚げは、なんともカリッと香ばしい。 |


ボウルに大豆を煎れ、1.2Lの水にひと晩浸します。芯がなく、指で押すとつぶれるくらいにふっくらと膨らみます。
充分柔らかくなった大豆を1/3ずつに分けて、ミキサーにかけます。豆の強い香りがする、どろりとした「生呉(なまご)」と呼ばれる液体になります。
深い鍋に1.6Lのお湯を沸かし、生呉(なまご)を入れます。鍋底が焦げつかないようヘラで混ぜながら加熱し、沸騰させます。
泡がもこもこと吹き上がります。一旦沸騰させたら火を止め、泡が収まったら再び火をつけて混ぜながら10分ほど煮込みます。火が通るとこっくりとした大豆の甘い香りが漂い、泡も小さく繊細になってきます。
ボウルにザルを重ね、こち袋に鍋の中身を入れます。箸やヘラを使い、熱いうちに絞ります。やけどに注意。
豆乳を70~75℃に温める。にがりをぬるま湯(50cc)に加えて溶かし、ヘラなどにたらしながら手早く加え、全体を数回かき混ぜます。
10~15分そっとしておくと、全体が固まってふわっとした豆腐を透き通った液体に分離します。
モロモロの状態になったら型にさらし布をしき、すくって型に入れます。蓋をして軽く重しをし、15分ほど水を切ります。
水にさらし、余分なにがりを抜きます。
出来上がった豆腐を1cm程度の薄切りにし、重しをして1~2時間ほどしっかり水切りをします。
よく水が切れ、全体が薄くなったら130℃程度の低温の油で揚げ、さらに180℃の高温の油で2度揚げする。
じゅわっと揚がった、出来たての油揚げは、なんともカリッと香ばしい。

